動画をフレーム単位で確認しながら、身体計測点を手動でデジタイズする研究補助アプリです。インストール不要のWeb版と、特殊な動画形式にも対応しやすいmacOS版があります。
Web版では、選択した動画をGitHubや外部サーバーへアップロードせず、ブラウザ内でフレームを処理します。MP4/H.264を推奨します。プロジェクトはブラウザのIndexedDBにも自動保存されますが、重要な作業は プロジェクト保存 でファイルとして残してください。GoogleログインはMacアプリ版専用で、Web版では利用しません。
macOS版 v2.2.0では、最後に選択した動画への参照をアカウント別にMac内へ保存し、元のファイルが変更されていなければ次回起動時に再接続します。動画本体は複製もクラウド送信もしません。Googleログイン後にクラウド保存を明示的にONにした場合だけ、デジタイズデータを5分ごとに同期します。
現在の配布版はApple Silicon搭載Mac、macOS 15以降向けです。Developer IDで署名し、Appleの公証を受けています。
- ダウンロードした
VideoDigitizer-macos-arm64.dmgを開きます。 VideoDigitizer.appを任意の場所へコピーします。VideoDigitizer.appをダブルクリックします。- ブラウザに表示された画面で
動画を開くを押します。
- 元動画解像度基準のフレーム単位デジタイズ
- 端末内AIによる姿勢候補と、採用・却下・信頼度記録
- TAPNext++による遮蔽・再検出対応の高精度な任意点追跡(macOS版)
- 任意点を前後往復誤差つきで追う軽量画像トラッキング
- 2つの手入力点からドリフトを抑える両方向アンカー追跡
- 同じキーフレーム区間の複数マーカーをまとめる軽量バッチ追跡
- 編集可能な標準23点の初期マーカー構成
- 軌跡、骨格線、カーソル位置ズーム
- Excelライクな座標表のコピー・貼り付け
- 4点法による実長換算
- プロジェクト保存、CSV出力、品質チェック
- 距離、角度、速度、加速度、イベント区間の分析
- 動画と画像を外部サーバーへ送らないローカル処理
- Googleログイン後に任意で有効化する、座標データだけのクラウド保存
Web版で選択した動画、座標、AI推論結果は外部サーバーへ送信されません。Webアプリ本体、同梱AIモデル、JavaScript、CSS、画像だけをGitHub Pagesから取得し、CSPとAIワーカー内の通信制限で外部通信を遮断します。macOS版はユーザーのMac内で 127.0.0.1 に限定して動作します。
AI姿勢候補は阿江式23点のうちモデルと定義が対応する18点が対象です。採用するまで座標表や分析値には入らず、研究者による確認を前提とします。
高精度AI追跡はmacOS版で利用できます。初回に利用者が明示的に導入する公式モデルは約2.53GBで、アプリやDMGには同梱していません。推論はMac内の独立プロセスで実行され、遮蔽、再検出、信頼度、前後追跡の不一致をプロジェクトへ記録します。
macOS版 v2.2.0では任意のGoogleログインにより、同じMac内の自動保存を利用者ごとに分けて再開できます。クラウド保存をONにした場合だけ座標・点状態・較正等を同期し、動画、画像、ローカルパス、研究メタデータは送信しません。クラウド保存は初期状態でOFFです。
VideoDigitizerは研究作業を補助するツールです。解析前に、動画、打点位置、欠測、較正条件、出力CSVを利用者自身で確認してください。
本アプリは独立して開発されており、既存の商用動作解析ソフトウェアとは提携、公認、互換保証の関係にありません。
ソースコードの利用条件は現在整理中です。この公開リポジトリは、Webアプリ、署名済みmacOSアプリ、利用文書の配布を目的としています。